癒されながら幸せになれる心の問題解決カウンセリング

親子で幸せになる不登校セラピー
早川一平です。

 

諦められたらどれほど楽なのだろう。

 

学校に行けない自分自身を許せたら
もっと楽になるのだろうか。

 

こんな自分でも許すことができた
なら少しは前を向いて歩けるだろうか。

 

僕は自分がずっと許せず、諦められず
毎日を過ごしていた日々がありました。

 

学校に行くのを諦めたから
引きこもっているんじゃない。

逆なんだ。

諦められないからどうにかしたい。

でも怖いから、苦しいから引き
こもっているんだ。

 

二人の僕が毎日ぶつかり合うんだ。

 

学校に行けない自分を許そう、
諦めようとする自分。

 

学校に行けないことを許さない、
諦めない自分。

 

その二人の自分が毎日のように
ぶつかり合っているのです。

 

ですが最後に勝つのはいつも
自分を責めずにはいられない、
諦められない自分です。

 

そして次の日も同じ争いは続いていく。

 

だってみんなが望んでいるのは、
学校に行く自分だから。

 

行かない自分はこの世界では、
悪なのだから。

 

悪の気持ちなんて誰も分かろう
となんてしてくれないのだから。

 

そして自分自身だってそう。

 

こんな悪の自分を嫌っているのだから。

 

当時の僕は、いつもこうして
自分をいじめていたような気がします。

そんな自分だっていいじゃないか
と思うことは、とても勇気がいる
ことです。

 

そんな自分を認めてしまうことは、
とても怖いのです。

 

だから誰かに言って欲しかった
のです。

 

今までよく頑張ってきたね。
もうこれ以上頑張らなくていい。

 

そう言ってもらえていたなら
僕は、僕自身の争いを止める
ことができたのだと思うのです。

 

だから僕はカウンセリングで
言う言葉があります。

 

今まで本当によく頑張ってきたね、
ずっと一人で辛かったと思う。
もうこれ以上一人で頑張らなくて
いいんだよ。